ゴリラの種類
ゴリラは基本としてアフリカ大陸の森林に生息しています。
住む位置などによって大まかに
ニシローランドゴリラ、ヒガシローランドゴリラ、マウンテンゴリラなどに大別されます。
それぞれを簡単に説明してみましょう。
なお、ゴリラの分類には旧式と新式がありますが、ここではなじみ深い旧式を採用しています。
■ニシローランドゴリラ
中央アフリカ・コンゴ・ナイジェリア・赤道ギニアなどを中心としたアフリカ西部に生息しているゴリラです。
新しい分類法ではニシゴリラとクロスリバーゴリラの2種に分けられています。
他のゴリラより赤っぽく見える体毛が特徴になります。
■ヒガシローランドゴリラ
コンゴ東部、ルワンダ、ウガンダなどに生息するヒガシローランドゴリラは
ニシローランドゴリラの仲間と思われてこの名がついていますが、
現在では後述するマウンテンゴリラのほうにより近い種とされています。
そのためか新しい分類ではグラウアーゴリラという別の名が与えられています。
■マウンテンゴリラ
ヒガシローランドゴリラとほぼ同じ位置にすむマウンテンゴリラ。
最初はローランドゴリラと一緒にされていましたが、現在はマウンテンゴリラで一種とわけられ、
さらにヒガシローランドゴリラはマウンテンゴリラの亜種とされています。
新しい分類でもマウンテンゴリラのまま変りません。
消え去る森の賢者ゴリラ
人間と比べてもほとんど変らないとされる遺伝子を持つ森の賢者・ゴリラ。
しかしながら現在はエボラという病気が蔓延したり、環境変化などがおこったりなど生息数が減っています。
ここではゴリラと絶滅の危機に関して紹介します。
■ゴリラの保護・その1
ゴリラは争いを好まず、しかもストレスによる下痢などを起こすことがあるなど
知的で繊細な、どちらかと言うと「おとなしい」生き物です。
そのため人間による乱獲や環境破壊などの影響で
ほぼ自力で個体数を回復することは難しいとされるレベルにまで個体数が減少してしまいました。
■ゴリラの保護・その2
実はゴリラは肉体的には強力でも、繁殖能力や精神面などにおいてはかなりかよわい生き物です。
出産数そのものが少ないうえに一度出産するとその子供が大きくなるまでの4、5年は新しい子供を産みません。
しかも繊細なので環境が変ることによっても繁殖に大きな影響がでてしまいます。
■ゴリラの保護・その3
こうした状態ですのでもはや自然回復では間に合わないと判断され、
各地の動物園や保護団体などによる保護・繁殖プロジェクトが行われていますが、
充分な成果には至っていません。
日本ではバイクやカーナビなどの名前に採用されるほど親しまれた「森林の賢者」は
このまま消え去ってしまうことになりかねないのです。
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